『ダウって何?』の超初心者投資日記

投資超初心者がどうやってスタートしたのかをちょっとだけ解説します。

働くことは正義なのか?

昔、勤めていた会社でこんな話になったことがあります。

 

上司

「お前は将来どうなりたい?

 どのポジションにつきたい?

 どんなビジョンを持ったいるんだ?」

 

と、社内でどんなふうに働いてどのポジションを目指して出世を目指すかを聞きたい様子でした。

そこで僕はこう答えました。

 

「僕は会社での出世競走で

 クタクタになるくらいなら、

 妻と二人で幸せに暮らしていけるだけの

 お金があれば十分です。」

 

と…。

するとその上司はこう言いました。

 

「お前、それ本気で言ってるの⁉︎

 もしそうならお前は

 社会人として終わってるよ!

 出世を目指さないなら働く意味もない

 そんなやつはいらないから

 今すぐにでも辞めろよ!」

 

雑談っぽく始まったその会話は

結構な本気モードでの説教に発展したのです😱

 

びっくりしました。

その時の僕は

「価値観は人それぞれ。

 仕事をバリバリ頑張りたい人もいれば

 プライベートを充実させたい人もいる」

という自分の考えがそんなに特殊なものだとは思いもよらなかったので😓

 

出世を目指さない = やる気がない

 

という構図が頭の中にあったのでしょうか、

その上司の中では社会人として、

延いては「男」として仕事に情熱を注げないのは

まるで、人として終わっている

とでも言いたげな様相でした。

 

しかし、果たしてそうでしょうか?

 

当時の自分には仕事にそこまでの時間と労力を割く意味が見出せずにいました。

妻とどこかに遊びに行く時間が大事でしたし、

自分が好きなことをする時間が欲しかった。

 

仕事はあくまでも生活していくための

必要経費を捻出するための手段でしかない。

日々暮らしていくのに必要な資金と

後々のために残しておきたい貯金ができて

それでいてプライベートの時間も

しっかりと確保したい。

 

そんなことを考えながら仕事をしていたように思います。

ですが決して手を抜いていたわけではありません。

 

「時間外労働を何時間でもやって

 良い成績を残そう」

 

と言う考えではなく、

 

「如何にすれば時間内で良い結果を残せるか?」

 

を意識していた、ということです。

それがそんなにも悪だなんて思いもよりませんでした。

しかし、その上司からすると僕はやる気のない人間で評価には値しない。

その後、そういう目で見られるようになっていったのは事実です。

僕自身、生き方が下手だったのかもしれません。

正直に自分の気持ちを喋りすぎたのでしょう。

その場を取り繕って、

 

「いつかはあなたのポジションを奪い取るくらいのつもりでやってますよ!」

 

とでも言っておけば丸く収まったのかもしれませんが、当時の僕にはそれができなかったのです。

 

〜続く