『ダウって何?』の超初心者投資日記

投資超初心者がどうやってスタートしたのかをちょっとだけ解説します。

保険の見直し〜其のニ〜

今回は医療保険と生命保険』

まずは医療保険

最初の疑問点は

 

本当に医療保険はいらないか❓

 

ということでした。

 

ネットでこんな意見を耳にしました。

 

「日本の保険体制はかなりしっかりと整っていて、健康保険だけでかなりの部分を賄えている。

休業補償もあるし、医療費が高額になったら支払いを一部免除してもらえる制度まである。

なんのために高い社会保険料を払っているんだ。

この上、民間の保険にまで入る必要がどこにあるのか?」

 

というものです。

確かにこの10年、使ったのは健康保険だけでした。

しかし本当にそうでしょうか?

 

僕も妻もそうでしたが、医療保険のことを考えるにあたって大事なのは、

 

「まずは今加入している

   保険について知ること」

 

でした。

 

まずは試算をします。

仮に半年間の入院を余儀なくされる状況になった場合、

だいたいの概算ですが、

 

入院費 約60〜90万

がかかってきます。

ですがこれは

『高額療養費制度』

を利用することで、年収にもよりますがだいたい

10万円前後まで下げることができるんです。

 

あとは生活費が必要になります。

入院中はほとんどの人が働けなくなっていると思います(当たり前ですが)。

給料なしで半年間…保険がないとむりだよ…

ってなりますよね?

 

これについても補償がありました。

傷病手当金

というものです。

これは4日以上給料がもらえない状況にあって最大一年六ヶ月までの期間において、給料の2/3を補償してもらえる、という制度です。

 

ここまでわかるとある数式が成り立ちます。

 

貯金 - 医療費約10万円 - 給料の1/3

= 1ヶ月の入院で不足になる金額

 

こんな感じです。

ここで冒頭の、

医療保険はムダ」派の方はこう考えるわけです。

 

「月々一万円近い医療保険をかけて使わないでいるなら、その分を貯金に回しておけば、いざと言う時に使えるから、それでいいじゃないか?

だったら保険なんてムダでしかない。」

 

確かにここまで聞くとムダはあります。

月一万円を10年貯められたら120万円です。

年収400万円くらいの人なら、

 

医療費10万円 + 給料の1/3約10万円 = 約20万円

× 6ヶ月 = 120万円

 

確かに半年間入院しても破産はしなくて済みそうです。

ですが、これでギリギリです。

あとは自分の選択になります。

 

  • ギリギリの貯金でやりくりし、何か有事の際にはこのお金を使えるようにしておくか
  • 不足になる金額を少し上回る程度の保険だけかけて保険料の削減と安心を両方手に入れるか
  • しっかりと様々な病気やケガに対応した保険に今後もかけ続けて大きな安心を買うか

 

僕はこれを知って今の高い医療保険を解約して、

生活に必要な額が手に入る手頃な保険に切り替えることにしました。

 

次に、

生命保険についてですが、こちらも

ネット内の情報を見ると、

「〇〇会社の保険がいいよ」

「〇〇円以上かけるのは損だよ」

などの意見の中に、

 

「入るだけ無駄❗️すぐ解約すべき❗️」

 

という意見がいくつもありました。

これについても医療保険同様に、

さすがにちょっと暴論が過ぎるんじゃないかな?

というのが僕の意見です。

 

うちは子供はなく夫婦二人暮らしですが、

どちらかに万が一のことがあった時は、もう一方はその後を一人で生きていかなければいけない。

そう考えるとやはり少しでも残したあげた方が楽になるのではないか?

と思うからです。

 

そうは言っても家計を圧迫しては意味がないので、

我が家ではライフネット生命の生命保険を選ぶことで価格はしっかりと抑えています😅

 

こうして、

何にいくらかかって、いくら足りなくなるのか?

病気になったらどうなるのか?

『知る』ことによって

何が必要で、何が必要ではないか

が見えてくるのだと思います。

 

『保険とは不幸の宝くじである』

という言葉があるそうです。

日本人が病気になる確率を試算して、

保険会社が確実に利益を生み出せる商品だけが

「保険」として販売されているわけです。

不幸にもその「病気」という宝くじに当選してしまった人だけが、「保険金」という当選金をもらうことができるにすぎない、ということです。

 

あなたは本当にこれからも医療保険に入り続けますか?